山形県庄内町に設置されたオリジナルの自販機が話題です。賞味期限が近い飲み物を1本10円で販売するという工夫もあって、人の輪が広がっています。
この自販機の所有者はIT機器関連会社を経営する高橋明さん。去年9月に中古品を約20万円で購入しました。本体に宣伝などはなく、通常なら「つめたい」などと書かれている箇所は、庄内弁にアレンジして「はっこい」。値段もまちまちです。
小学生時代にうどんの自販機に初めて出会った高橋さん。お小遣いで自販機のうどんを買って食べるのが楽しみだったそうです。大人になり、よく飲む飲料を箱買いしていましたが、ある時、大量の箱を見た娘から冗談交じりに「自販機ごと買ったら」と言われると、「それならやってみよう」と考え、自販機愛が再燃。
失敗もありましたが、自身のツイッターで発信している成果も出てきており、利用者は徐々に広がりつつあります。「いずれはカフェのような飲食スペースも作りたい」と楽しそうに語っています。
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