ホークス様は今回大きなリスクがあるながら全試合全席でのダイナミックプライシングを導入して頂きました。これに効果が出ると分かるとパ・リーグで広がると考えられます。また、パ・リーグで効果が見られるとこれがプロ野球界全体、敷いては他のスポーツ業界で広がる可能性があります。
その上で野球の例になりますと、1つ目に「日本球界が世界からスター選手が集まる場にしたい」というのがあります。
そもそも日本の野球選手がメジャーに行く理由として、
①レベルの高いとこでプレイをしたい
②給料が高いとこに行きたい
に集約されると思います。
プロ野球がビジネスとして今よりも売上が向上した場合、アメリカのスター選手が日本に来てもいいと思いますし日本のスター選手が海外に行くこともなくなると考えられます。
このように最終的には日本球界が世界最高峰のプロ野球リーグにしたいという想いがあります。
2つ目に「スポーツ業界に携わる人全体を盛り上げていきたい」というのがあります。
そもそもスポーツ業界というのは現状、給料よりもやりがいを重視して働く人が多い会社です。
一方で、海外のMLB経営者は億単位で給料をもらっています。その上でビジネスの領域でいい結果を出すとスポーツ選手と同様に他の球団に引き抜かれる世界が存在しています。
つまり、やりがいを満たしつつ給料ももらえるというスポーツ業界が成立しているということです。
このような世界にならない限り、日本の野球界はやりがいだけの仕事場になってしまいます。日本のスポーツ産業に関わる人全員が、やりたいこともできるしお金ももらえる世界であるべきだと自分は考えています。