最新プライシングニュース vol.64

本日の最新プライシングニュースをお届けします!

以下3本紹介します。

1.富士急ハイランド 4月1日(金)より「ダイナミックプライシング」導入

富士急ハイランドは、繁閑差の平準化によるお客様の来園価値向上を目的として、2022年4月1日(金)より当日窓口販売のフリーパス価格に「ダイナミックプライシング」を導入することを決定したようです。

これまで、富士急ハイランドは入園無料化や顔認証システム、公式アプリの導入など、施設に来園するお客様の満足度の向上を目的に行動していました。今回、フリーパスチケットに、時期や曜日など日ごとに異なる価格を設定する「ダイナミックプライシング」を導入することにより、特定日の混雑を緩和し、入園者を分散させることで、さらなる来園価値の向上を図っているようです。

また、初めて富士急ハイランドを利用する入園者向けに、アトラクションを安全・安心にご利用いただくことを目的とした“ビギナーズパス”を2022年4月1日(金)より販売するそうです。

“ビギナーズパス”は、富士急ハイランド公式アプリでチケット購入時にコースターの乗り方や注意事項を事前に説明する動画を最後まで視聴すると、通常のオンライン価格より200円安い価格(大人6,200円)でフリーパスをご購入できる、特別なチケットとなるそうです。

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2.ロシアSWIFT排除、影響日本にも波及 原油・小麦価格上昇で値上げさらに

ウクライナ侵攻をめぐり米欧日が国際的な決済網の国際銀行間通信協会(SWIFT)からロシアの金融機関を排除するという〝返り血〟覚悟の制裁を決めたことで、昨年後半から値上げが続く身近な製品の更なる値上げが現実味を帯びてきました。ロシアは原油や小麦などの世界的な輸出国で、追加制裁により今後輸出が滞り、市場価格が上昇する可能性が高まったからです。ロシアによる軍事侵攻は、約8000キロ離れた日本の暮らしにも影響を及ぼし始めています。

昨年から値上げが相次いでいる主要因は新型コロナウイルス禍からの経済回復に伴う急激な需要の増加です。特に原油や小麦などの穀物の価格上昇の影響は大きいです。原油は電気料金や物流コスト、包装材など広範囲に影響がおよび、穀物も幅広い加工食品に使われます。2月に入ってからも、カップ麺や洗剤など身近な商品の値上げの発表が相次いでいる状況です。

需要に供給が追い付かない状況に、激化するウクライナ情勢が追い打ちをかけているのが現状です。資源大国のロシアの動向が不透明な中、原油や穀物の安定供給への懸念が広がり、先物市場の価格も上昇傾向が続いています。

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3.NY原油市場 WTI先物価格 大幅上昇SWIFT制裁措置で懸念

ニューヨーク原油市場では27日、欧米各国などが決めたSWIFTと呼ばれる国際的な決済ネットワークからロシアの特定の銀行を締め出す措置によって、産油国ロシアから原油の供給が滞るのではないかという懸念が強まりました。

この結果、原油価格の国際的な指標となるWTI(West Texas Intermediate :西テキサス地方の中質原油)の先物価格は、1バレル=91ドル台で取引を終えた先週末から大幅に上昇して一時、99ドル台をつけました。

また、ロンドンの市場で取り引きされている北海産のブレント原油の先物価格も27日、先週末の1バレル=97ドル台から一時、105ドル台まで上昇しました。

市場関係者は「今回の経済制裁によって、市場ではロシアから原油を輸入する際の決済に支障が出るという見方が出ていて、制裁の具体的な内容に対する警戒感が強まっている」と話しています。

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本日は以上の3本の記事を紹介させて頂きました。今後もこちらで毎週プライシングに関する記事を発信していきますので、ぜひご覧ください!

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