最新プライシングニュース vol.61

本日も世界の最新プライシングニュースをお届けしたいと思います!

では、さっそく以下の3本を紹介します。

1. ネット公売、今度は救急車 日田玖珠広域消防本部、最低落札価格50万円

日田玖珠広域消防組合消防本部は、業務で長年使用してきた救急車をインターネット公売の「官公庁オークションサイト」に出品しました。前回のはしご車は県内の消防局・本部で初のネット公売として注目され、予定価格の8倍を超える331万円の高値で落札され、話題となりました。今回も、売却で得た代金は同本部の一般財源に繰り入れるそうです。

はしご車は公用を終えたとして、昨年9月に公売に掛けられました。入札には県内外の18者が参加。最終的に大分市内の木材加工業者が落札しました。

トヨタの「ハイエース」をベースにした救急車(排気量2700CC)は2010年式、四輪駆動のオートマチックで、走行距離は12万キロとなっています。

赤色灯やサイレンは稼働しないよう処置を済ませています。一般車両として落札された場合、誤認を避けるため赤色灯部分は塗装して引き渡します。他県ではオークションに出された救急車が医療機関のドクターカーやDMAT(災害派遣医療チーム)車両として活用されるケースもあり、その場合は塗装しないと発表されています。

車内は医療機器や緊急装備などを取り出しただけでほぼ現状のままです。300ワットの家庭用コンセント、医薬品などを入れていた複数の棚、縦向きのベンチシートが設置されています。患者を運ぶストレッチャーも同梱とのことです。

最低落札価格は50万円に設定されました。オークションは2月8日までの参加申し込みが必要で、同22~24日が入札期間となっています。

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2. 米スーパーボウル観戦チケット、過去最高値-平均約87万円

13日に行われる米プロフットボールNFLの王座決定戦スーパーボウルの観戦チケットが平均7542ドル(約87万2000円)と過去最高値となっています。チケット・サイトのティックピックが明らかにしました。対戦カードはロサンゼルス・ラムズとシンシナティ・ベンガルズです。

チケット価格について、4日には平均8257ドルを付けており、そこからは下がっているといいます。大規模で裕福なファン基盤を持つサンフランシスコ・49ersが1月30日の試合でラムズに破れスーパーボウルに出場できなくなったことで値下がりしました。

スーパーボウルのチケットはそもそも高価なものではありますが、平均価格はここ5年で急騰中です。現在の平均価格は2017年の倍余りで、新型コロナウイルスのオミクロン変異株の感染拡大をものともしません。

ただ、大出費は避けてチケットを入手したいと願うファンの希望が完全に失われたわけではありません。ティックピックによれば、試合が近づく中で値下がりが続く可能性も依然としてあるとのことです。共同創業者ブレット・ゴールドバーグ氏は、向こう数日間の出物に目を凝らすべきだと話します。9日には最も安い席のチケットが4500ドル弱と、対戦カードが決まって以来最低価格を記録しています。

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3. 学力低下で2000兆円損失 コロナ禍で生涯収入減、世銀警鐘 

世界銀行は新型コロナウイルス禍の学校閉鎖などによる学力低下で、生徒らが生涯を通じて得られるはずだった収入を失い、世界全体で損失額が17兆ドル(約2千兆円)に上る可能性があるとの試算をまとめました。6日までに公表しています。コロナ危機で世界中の教育システムが停止し、16億人以上が学校閉鎖の影響を受けたと指摘し、損失額は世界の国内総生産(GDP)の約14%に相当するとしました。

世銀は、学習機会を失った子どもは読解力や計算能力が低下したとし、学習危機が長引いており「子どもや家族、世界経済に壊滅的な影響を与える可能性がある」と警鐘を鳴らしています。

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本日は以上の3本の記事を紹介させて頂きました。今後もこちらで毎週プライシングに関する記事を発信していきますので、ぜひご覧ください!

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