インド中央鉄道およびインド西部鉄道は、入場券の価格を10ルピー(日本円で14円)から50ルピー(日本円で72円)に引き上げた。同鉄道2社はチケット価格変更と合わせて、複数路線の運行休止を発表した。駅構内や電車内でのコロナウイルスの感染拡大を未然に防ぐ狙いだ。こうした決断は価格変更権限を持つ各社のマネージャーによって決定された。このような大幅な価格上昇により、駅内での密集を防ぐとともに、駅でくつろぐ人々を減少させる狙いだ。
特に、インド西部鉄道は6つ全ての支部でこの大幅な価格変更を実行した。インド中央鉄道は174箇所の駅で価格変更を実施済みだ。それに加え、中央鉄道は23列車の運休を実施してきた。同様に、西武鉄道でも35もの旅程をキャンセルしていた。
インドの鉄道委員会は全ての地域での列車でカーテンとブランケットの撤去を要求しており、インド鉄道各社のコロナ感染拡大対策はまだまだ続きそうだ。
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