最新プライシングニュース vol.46

本日も世界の最新プライシングニュースをお届けしたいと思います!

では、さっそく以下の3本を紹介したいと思います.

1. スマホ価格販売店が自由に価格設定可能に 大手3社が制度変更

NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの携帯大手3社は、販売店がスマートフォンの販売価格を自由に設定できるよう制度を変更しました。販売価格を拘束しているおそれがあるとして公正取引委員会が是正を求めたことに対応した形で、今後、スマートフォンの値下げが進む可能性があります。

公正取引委員会によりますと、販売店はスマートフォンなどの端末を携帯大手がオンラインで消費者に直接販売する価格と同じ価格で仕入れていて、販売価格を自由に設定できないことが多かったということです。

NTTドコモは販売店への端末の卸価格を下げるほか、KDDIとソフトバンクは販売店が端末を販売した際に奨励金を出すことで販売店が自由に販売価格を設定できるようにします。また3社とも、販売店が売ることのできる商品を制限していましたが、これも緩和する方針です。ドコモは食品などの販売も認めるということで、販売店の経営の自由度が高まることも期待されます。

公正取引委員会の期待通り、今後販売店どうしの競争が活発になり、端末の値下げが進むのでしょうか。

原文記事はこちら

2.史上最大のトリケラトプス化石、8.7億円で落札

これまで発掘された草食恐竜トリケラトプスの化石で最大の骨格標本「ビッグ・ジョン(Big John)」が21日、仏パリで競売に掛けられ、米国の個人収集家により660万ユーロ(約8億7000万円)で落札されました。

化石は約6600万年前のもので、全長は8メートルに上ります。競売大手ドゥルオー(Drouot)が行った競売では、手数料を除く最終価格が550万ユーロ(約7億3000万円)に達し、予想額の150万ユーロ(約2億円)を大きく上回ったとのことです。競売には落札者のほかに10人が参加。最後は3人が競り合い、価格がつり上がりました。落札者の名前は公開されていませんが、ドゥルオーによると、落札者はビッグ・ジョンを見て「恋に」落ちたと語っているそうです。

今回の落札価格は、博物館にはとうてい手が届かないものでした。しかしドゥルオーは、落札者が博物館や展示会に標本を貸し出すことで、一般公開される可能性もあると発表しています。

原文記事はこちら

3. SEATGEEKが顧客向けに「スワップ」プラットフォームを導入

続いてはチケッティングに関する世界のニュースになります。

チケットプラットフォームSeatGeekは、SeatGeek Swapsをリリースしました。これは、顧客がイベントの72時間前までにチケットを返却できるチケット返却機能です。過去1年間に一部のイベントで実験された新機能が、今後SeatGeekのほとんどのコンサート、スポーツ、ライブイベントで展開されます。

従来、顧客はイベントに参加できなくなった場合、チケットを転売するか、払い戻しを放棄するかの2択でした。チケットを売ることができなかった場合や、十分な払戻しを行えない場合、顧客は損をしてしまいます。消費者はまた、チケットを転売しようとするために追加の市場手数料を支払わなければなりませんでした。

払い戻しを行う場合、顧客はSeatGeek Swapsを利用してチケットを交換でき、手数料を含めて100%のチケット購入料金を受け取ることができます。受け取った料金は、別のイベントのチケット購入に使用できるプロモーションコード(利用期限は12か月)として提供されます。

原文記事はこちら

本日は以上の3本の記事を紹介させて頂きました。今後もこちらで毎週プライシングやチケットのことに関する記事を発信していきますので、ぜひご覧ください!

関連記事

ページ上部へ戻る