最新プライシングニュース vol.40

本日も世界の最新プライシングニュースをお届けしたいと思います!

では、さっそく以下の3本を紹介したいと思います.

1. 都の高校生のパソコン1台8万円は保護者負担? 小中学生より値段2倍のナゾとは

東京都が都立の高校生に1人1台のPC(タブレット等含む)導入を立案しましたが、それが保護者負担で高額PCの購入を迫るものだと明らかになりました。

国費により全国の小中学校生に1人1台PCを支給し、合わせて全学校にネットワーク環境を整備する文科省の「GIGAスクール構想」が、進み、今年7月時点で、全国の公立小中学校の95%以上が、全部または一部の学年でPCの利用を開始しているようです(文科省)。

しかし、高校は義務教育ではない上、私立高も多く、国費の負担は難しいのが現状です。

こうした中、東京都が独自に進めてきた、「TOKYOスマート・スクール・プロジェクト」の中で公表された、都立高校の高校生にPCを導入する具体的方法と値段が、物議を醸しています。

公表された仕様書の中で、PCは「保護者が私費で購入する」と明示され、しかも東京都が示したPCは、上限価格が「8~11万円」と、文科省が小中学校生に支給する際に想定した1台5万円の倍の価格となっています。東京都教育庁は、「高校生にふさわしい性能を検討した結果、あくまでも上限ですが、この価格になりました。価格が高いというご指摘については、低所得者世帯などへの支援策を検討しているところです」とのことです。

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2.ドイツ中央銀行、洪水で被害を受けたお金が殺到

7月に国の一部を襲った洪水の後、ドイツ中央銀行に5000万ユーロ(5900万ドル)以上の汚れた紙幣が殺到しています。

今年の7月14日から15日にかけて、ドイツ西部やベルギーを中心に、記録的な豪雨による大規模な洪水が発生しました。180人を超える死者が出ていますが、紙幣も被害にあっています。

人だけでなく、家や銀行も浸水などの被害にあったため、保管されていた紙幣が石油や、下水、泥で汚れ、中央銀行に殺到しています。集められた紙幣は、偽造されたり、損傷したりしたお金を分析する施設で乾燥、処理され、その後元々の所有者に無料で払い戻しされるそうです。

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3. 無印良品、約200品目で「大規模価格改定」 50%値下げ商品も

良品計画は、「無印良品」において2021年秋冬シーズンに向けて、ベストセラー商品を中心に約200品目の価格改定を随時実施すると発表しています。

無印良品における「素材の選択」「工程の点検」「包装の簡略化」といったものづくりの基本はそのままに、家ナカでの需要が伸びる商品の生産レーンの拡張を行ったり、生活用品について衣料品と同じ調達背景の原料を使用したり、素材を有効活用したりするなどの生産パートナーとの強固な連携によって、今回の大規模な価格改定を実現したとのことです。

価格改定対象商品の中には、「羽根まくら(43×63cm)」は1190円から690円、「綿パイルフェイスタオル・中厚手」は490円から290円へと、約50%の値下げを実現している商品もあります。皆さんが以前購入を検討していたものも、価格改定対象商品の中に含まれているかもしれませんね。

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本日は以上の3本の記事を紹介させて頂きました。今後もこちらで毎週プライシングやチケットのことに関する記事を発信していきますので、ぜひご覧ください!

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