最新プライシングニュース vol.38

本日も世界の最新プライシングニュースのお届けしたいと思います!

では、さっそく以下の3本を紹介したいと思います.

1. 中国のライブパフォーマンス業界向けの新しいチケットシステムが開始

中国文化観光省は、中国のライブパフォーマンスセクター向けに、新しいチケットシステムを開始しました。

SIXTH TONEによれば、音楽、ダンス、コメディ、演劇といったライブパフォーマンスの国内チケットシステムはすべて、販売、配布、払い戻しの基準が統一された全国的なチケット情報管理プラットフォームにリンクされるようです。

近年、中国のライブパフォーマンス業界の市場は順調に成長していますが、スキャルピング等の不正転売が問題視されていました。

新システムの導入で、チケットの不正価格での販売の監視とライブパフォーマンス業界の分析の両方に活用できると考えられ、期待されています。

原文記事はこちら

2.赤ちゃん心臓手術費用でやり投げ選手が銀メダル競売 落札企業はメダルの返還を表明

東京オリンピックのやり投げで銀メダルを獲得したポーランドのマリア・アンドレイチク選手(27)は、母国に暮らす赤ちゃんの心臓手術費用を集める募金活動を支援するため、銀メダルを競売にかけていましたが、そのメダルを落札した企業が、メダルの返還を表明しています。

メダルを落札したポーランドのコンビニチェーン、ジャプカは、「私たちの国の五輪選手の美しく、非常に高貴な振る舞いに感動しました」とSNSに投稿し、メダルの返却を申し出たとCNNが伝えています。ジャプカは銀メダルを12万5000ドルで落札し、赤ちゃんは無事手術を受けられるようです。

原文記事はこちら

3. 飲料用アルミ缶、値決め方式に変化の兆し。一部で地金連動取引開始

飲料用アルミ缶の値決め方式を変更した、ある製缶メーカーの影響で、製缶メーカーと飲料メーカー間の商習慣に大きな変化が起こるかもしれません。

日本では、アルミ地金などの価格変動が起こっても、製缶メーカーが原料価格の変動を引き受ける商慣習が一般的で、アルミ地金価格が大きく上昇すれば原料コストが上がり、製缶メーカーの収益が損なわれる構造となっています。

一方海外では、アルミ地金価格の上下動はアルミ缶販価に織り込む「地金連動制」が主流で、飲料メーカーが原料価格の変動を負担しています。

製缶メーカーの安定した収益の確保のため、地金連動制の国内導入は大きな課題になっていますが、こうした中、昭和アルミニウム缶は、今年1月から飲料メーカーとの取引について地金連動制の導入に成功しました。現在、国内の地金連動制はごく一部ですが、今後この取引形態が国内市場に広がり、商習慣が変化する可能性が生じています。

原文記事はこちら

本日は以上の3本の記事を紹介させて頂きました。今後はこちらで毎週プライシングやチケットのことに関する記事を発信していきますので、ぜひご覧ください!

関連記事

ページ上部へ戻る