最新プライシングニュース vol.11

本日も世界の最新プライシングニュースのお届けしたいと思います!

では、さっそく以下の3本を紹介したいと思います。

1. 石油価格がパンデミック前と同じ水準に戻った

昨年、新型コロナウイルスの蔓延を受け、一時マイナスの値段も記録した石油価格ですパンデミック以前の水準に戻ったことが分かりました。石油価格は経済活動の活発度を表すバロメーターとして用いられることが多い指標です 

依然として、石油に対する需要は平常時に比べて低いままですがワクチンの普及により経済の回復が想定より早くなるという期待感がこの石油価格の上昇という結果を招いたとされています。 

他にも、サウジアラビアをはじめとする石油産出国が生産量に制限を設けるなどといった施策の効果もあるとされています 

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2. 2021年の優れた価格最適化技術が発表された

Digital.comと呼ばれるビジネスに関わるオンラインツール・製品、サービスをレビューするウェブサイトが2021年の優れた価格最適化ソフトウェアを紹介しました。 

価格最適化といわれると弊社が提供しているサービスの柱の一つであるダイナミックプライシングが最初に思いつきますが、他にも競合他社分析、予測価格モデル(predictive pricing model)などといったサービス今回の対象に含まれています。このような種類のサービスの中から、顧客満足度や価格戦略に対してどれほど詳細かつ正確に考えられていて、それがどれほど明文化されているかに基づいてDigital.comの編集者が選定しました 

このように、マーケティング戦略を考えるうえで重要となる4Pのうちの1つであるPriceを科学的な側面からアプローチし、それを最適化させるという流れは米を中心に今後も加速していくものだと考えられます。 

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3. Googleが不適切な価格表示を行う業者に対して制裁を下す

 GoogleがGoogle Merchant Center表示されている価格とは異なる価格を支払い時に消費者に求めるサイトに対しての具体的な措置を4月6日に発表するとしました。 

Google Merchant Centerのポリシーとして Google Merchant Center で表示されている価格と、実際に消費者が支払う金額との間に一貫性が保たれるべきとしているにも関わらず、今までGoogleがとってきた対策は各サイトのランディングページで表示される価格と一致しているかどうかのみの確認のみでこれでは支払い時に「手数料」という形で消費者の支払う価格が表示価格より高くなっていてもまかり通ってしまっていました。しかし、これでは Google Merchant Centerのポリシーに反するということで今回の措置強化に踏み切ったと考えられます

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本日は以上の3本の記事を紹介させて頂きました。今後はこちらで毎週プライシングに関する記事を発信していきますので、ぜひご覧ください!

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