昨年、新型コロナウイルスの蔓延を受け、一時マイナスの値段も記録した石油価格ですが、パンデミック以前の水準に戻ったことが分かりました。石油価格は経済活動の活発度を表すバロメーターとして用いられることが多い指標です。
依然として、石油に対する需要は平常時に比べて低いままですが、ワクチンの普及により経済の回復が想定より早くなるという期待感がこの石油価格の上昇という結果を招いたとされています。
他にも、サウジアラビアをはじめとする石油産出国が生産量に制限を設けるなどといった施策の効果もあるとされています。
原文記事はこちらから