【ダイナミックプライシング 野球事例】38,500席が1席単位で15分ごとに価格を変える。次世代チケット販売システム①

本日は、弊社がプロ野球の福岡ソフトバンクホークス様に向けて提供している38,500席が15分毎に1席単位で価格を変えるという、次世代のチケット販売システム実現の裏側について、このプロジェクトに関わった人たちの視点に分けて合計4編でお届けします!
今回は、ダイナミックプライシングが実現する「次世代チケット販売システムの革新性」に迫ります!

1席単位で15分ごとに値段が変わる次世代チケット販売システム

実際に弊社が提供した価格算出モデルがどのような点が革新的かを3つの観点でご紹介します。

①38,500席が1席単位で推奨価格が算出される

今回提供したモデルはペイペイドーム38,500席が需給バランスに応じて推奨価格を算出するものとなっています。

38,500席が15分毎に1席単位で価格を変えるチケットサイト画面。ダイナミックプラス社が、福岡ソフトバンクホークス様に向けて提供している、PayPayドーム38,500席が需給バランスに応じて推奨価格を算出するモデル。

②需給バランスにより15分ごとに価格が変動する

弊社のシステムは1日1度の価格算出がベースとしたアルゴリズムでしたが、今回のシステムでは15分ごとで価格算出が行われています。
ダイナミックプライシングでは、過去の販売実績データ、リーグ内の順位や対戦成績、試合日時などに加えて、突然のスター選手の移籍や突発的な天候の変化などで変動する需給バランスをもとに最適な価格を決定し、15分ごとに反映します。

価格算出の感覚を狭めることにより消費者の方々のリアルタイムの需要に細かく対応し、より多くの選択肢を提供します。

③全試合・全席種に適応

上記のダイナミックプライシングは全試合・全席種(車いす席除く)に2024年6月現在も導入されています。

関連記事

ページ上部へ戻る